夏になり、京都に行きたくなりました。せっかくですので、祇園祭に合わせて行こうと思いました。舞妓さんにも会えれば最高です。
1 祇園祭
2022年の7月に京都の祇園祭に行ってきました。
シェアリングエコノミーと言う、知らない人の家の駐車場をネットで借りて、大阪方面から車で京都に入りました。ナビでその駐車場を探して車を停めました。8時50分です。ここから目指す祇園祭の長刀鉾まで1km程あり、9時までに着かなければ始まってしまうので、速足で急ぎました。
何とか間に合いましたが、何十台の山鉾は止まったままで、時が止まっているようでした。
数百人の見物客をかき分けながら少しでも前に行こうと歩き、長刀鉾の前まで行きました。
ここからは京都の悠久の歴史、文化を再現した祭りのクライマックスが始まると思うと胸がわくわくするような感じがしました。
八坂神社に向け数十台の山鉾がゆっくり動いていきます。交差点を90度曲がる「辻回し」の時はエイエイと山車の引手と群衆の掛け声も聞こえ、勇壮で機敏な動作に心を奪われました。
ちなみに、交差点を90度曲がることを、祇園祭では「辻回し」、だんじり祭りでは「やりまわし」と言います。
だんじり祭りは、他のブログ(だんじり祭りのだんじりの意味、語源は何か)に書きました。
本当に来てよかったと感慨にふけっていました。
2 花見小路へ
11時頃になり、山鉾巡業のルートから近くに花見小路というところがあるので、少し立寄ってみようと足を向けました。
散歩したくなるような風流な通りです。
7月の京都も暑く喉が渇いてきたので、どうしてもかき氷が食べたくなり、探しながら歩いていました。
花見小路の路地を入ったところに外観は小料理屋風だが中は喫茶店のような店があったのでそこに入りました。
少し入りにくそうな店だったので誰もいないと思いましたが、女性が10人程お茶していてびっくりしました。穴場だったのか。
冷たくて甘くおいしいかき氷でした。東京にあれば夏に3回は行きたい。
3 祇園四条大橋の方へ
京都のお店は外観が風雅ですばらしい。
さあ、お昼を食べよう。
四条大橋の方に歩いて行くと芸子さんが歩いていました。
祭りということもあるのか、着物、浴衣を着ている女性が多い。
日本の着物はいいなあ。
4 鴨川の納涼床
四条大橋から五条大橋まで鴨川の川沿いを歩きました。
納涼床が見えます。
貴船川床編のブログでも書きましたが、祇園祭のためか、本当は納涼床で昼食をしたかったのですが、予約がいっぱいで入れませんでした。どうしても納涼床を経験したいなら、三条大橋のたもとにスタバがあるのでそこで少し待てば納涼床で冷たいコーヒーを味わえるでしょう。
5 やっと会えた舞妓さん
五条大橋のたもとにあるスタバに寄り、先斗町を通って帰路につこうと思いました。先斗町の料理屋を見ながらゆっくり歩いて行こうと思っていましたが、雨がぽつぽつ降り始め、傘もないので急いで帰るしかなくなりました。先斗町の中間あたりで雨が激しくなってきたので料理屋の軒先で雨宿りしました。
3分程すると向こうからしゃれた傘をさした舞妓さんがくるではありませんか。京都旅行の最後に舞妓さんを見れるとは何と幸運なことか。雨が降らなければ見ることができなかった光景なので、雨に感謝した瞬間でした。
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